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私は子供の頃、真っ暗になるまで遊び、夕飯もろくに食べず疲れて畳の上にゴロンと寝てしまいました。起きると頬に畳のあとがついていて兄弟にからかわれたことを今も懐かしく思い出します。それが今では畳製造会社の社長です。(笑い)
もう一つ子供の頃の畳の記憶があります。それは私の祖母のことなのですが、きれい好きな方だったのですね。ある時、私が学校から帰ると畳の上にお茶の葉を撒いていたのです。それはもうビックリしました。「ばあちゃん、何してるの?」と聞くと、「いいんだよ、いいんだよ」と言ったままニコニコしているだけだったのです。これも今となっては笑い話です。
日本人にとって畳は切り離せないものなのだなと常々思います。

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会社の立ち上げ当時から二人三脚で手伝ってくれている佐藤君とは、よく朝まで話したものです。
お客様にとって何が一番のサービスなのか?
これがいつも私達のテーマでした。
伝統ある商品と業界だからこそ---。
そこに参入していくわけですから、決定的な違いがないといけない!ということは理解していながらも、その現実的なものはなかなか見えてきませんでした。価格が安くて高品質なのは当たり前だからです。
そんな自問自答をしながら、お客様のお宅を一軒一軒歩いてお話しを聞いているうちに、あることに気づいたのです。「お客様の持っている知識と欲しいものが必ずしも一致していない」ということです。
お客様の本当のニーズを聞きださずに製品だけ販売してしまうと、使っていただいてから不都合を感じる場合もあるのではないかと改めて気づいたのです。
幸いなことに当社は、全国のグループ会社と連携しておりますので、すべての製品が破格値でご提供できます。あとはお客様のご要望をよくお聞きすれば最適な製品をお作りできます。
ゆめの畳は売る技術よりも、お客様のお話しを聞く技術。そして聞いたお話を製品にする技術を開発し、その思いを畳の目に織り込んでいます。
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私たち株式会社ゆめの畳では、多くの若いスタッフが活躍してます。彼らからすると、お客様のほとんどは年上の方かもしれません。当然、彼らも入社前は畳や襖のことなど何も知らないばかりか、もしかしたらこれほどまでに他者の心を一生懸命に努力して理解しようとしているのは初めてかもしれません。
しかし私は彼らを見ていると、これからの日本は安心して暮らせるのではないかとさえ思えるのです。そのくらい彼らの純粋な熱意が日々伝わってきます。
ちょっと手前勝手なお話しだったでしょうか・・・。
しかしながら若い世代が年長者の体調を考え、赤ちゃんや小さなお子様の成長までも考えて畳を作っていることは本当に素晴らしいことだと感じています。
同世代の感覚的な共有感ではなく収まることなく、上下に広い世代のことを考えて暮らしている会社、つまり未来を創っていく会社---。
これが“ゆめの畳”の原点だと確信しています。この素晴らしいリズムでいくためにも、ゆめの畳はこれからもお客様側に立った製造と販売を心がけてまいります。
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